シン・プロビジョニング・ボリューム

シン・プロビジョニング・ボリュームでは、マップされたホストに提示される容量は、ボリュームがストレージ・プール内で消費している容量とは異なります。

シン・プロビジョニング・ボリュームの仮想容量は、一般的にその実容量よりも相当に大きくなります。それぞれのシステムは、ボリュームに書き込まれるデータおよびボリュームのシン・プロビジョニング構成を記述するメタデータを保管するために実容量を使用します。ボリュームに書き込まれる情報が増えると、使用される実容量が増えます。システムは、仮想容量の書き込まれていない部分に対する読み取り操作を識別して、実容量を使用せずにサーバーにゼロを返します。

また、シン・プロビジョニング・ボリュームを使用すれば、サーバー管理を容易にするのにも役立つ場合があります。ある容量を持つボリュームをアプリケーションに割り当て、アプリケーションのニーズの変化に応じてその容量を増やすのではなく、アプリケーション用に大きな仮想容量を持つボリュームを構成することができます。その上で、アプリケーションまたはサーバーの処理を中断することなく、アプリケーションのニーズの変化に応じて実容量を増加または縮小することができます。